作家紹介
東京都生まれ。童話作家。日本児童文芸家協会会員、日本文藝家協会会員。著書に「ぽっつんとととはあめのおと」(PHP研究所)、「かえるのかさやさん」「かえるのうらめしやさん」「かえるののどあめやさん」「おばけがっこうぞぞぞぐみ」「ねむくまのうた」(共に岩崎書店)など多数。「ないないねこのなくしもの」(くもん出版)で日本児童文芸家協会新人賞、「きつねのでんわボックス」(金の星社)でひろすけ童話賞を受賞。掲載作品
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ねずみのよめいり
日本の昔話より。むかしむかし、お金持ちのねずみの一家がありました。お父さんは、自慢の娘に、世界一の婿をとらせたいと思いますが、なかなか良い相手が見つかりません。「お婿さんは、ねずみじゃなくても良いじゃないか」と思ったお父さんは、「おひさまこそが世界で一番偉い」と考え、嫁入りのために、おひさまを訪ねますが・・・。世界一の嫁入りを願うお父さんがたどり着いた結論は?
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うみのえき
今日、ぼくは海にいくんだよ。がたたん ごととん、電車に乗っていくんだよ。「トンネルをみっつくぐったら、うみがみえるわよ」ってお母さんが教えてくれた。そして、みっつ目のトンネルをくぐったら・・・あれれ!?さかなたちがたくさん泳いでる「うみのえき」についちゃった!