あらすじ
日本の昔話より。むかしむかし、だいこんとにんじんとごぼうは、そろって土の色をしていました。ある日、旅に出ることにした三人は、日も暮れたので宿に泊まろうということになりました。宿の主がお風呂をわかしてくれたので、順番に入ります。そのお風呂は、とってもとっても熱くて・・・。なぜ、だいこんとにんじんとごぼうは、あんな色をしているのかが、この昔話で明らかになります!
みどころ
だいこん、にんじん、ごぼうの色の理由が、それぞれの性格とあわせて描かれていて、楽しく読み進められます。こどもって急に好き嫌いをし始めて、だいこん、にんじん、ごぼうが嫌いな子もいますよね。この楽しい絵本を読み聞かせてあげると、お子さんの野菜の見方もかわって、野菜が大好きになるかもしれません!絵本作家 亀井洋子さんによる、布を使用したコラージュによる、ユニークな表現も大人、こども両方の想像力を刺激してくれますよ。お風呂が大好きな4歳から6歳のお子さんにおすすめの絵本です。いやぁ、日本昔話って、本当によく考え込まれていますよね。