なきむしようちゃんなみだのうみ

PIBO(ピーボ)

なきむしようちゃんなみだのうみ

作品名 なきむしようちゃんなみだのうみ(ナキムシヨウチャンナミダノウミ)
著者 作・絵: ナムーラミチヨ 
登録日 2013年9月18日
テーマ 想像力が養われる絵本  自然や動物の絵本 
対象年齢 3歳から10歳 

あらすじ

ようちゃんのお庭には、なみだそうという草が生えています。なみだそうは、ようちゃんのなみだを栄養にして、生きています。なみだそうに、ようちゃん泣いてよと、お願いされますが、毎日泣くわけにもいかないので、時々逃げてしまうようちゃん。やがて、栄養がなくなったなみだそうは、すっかり元気がなくなってしまい・・・。

みどころ

たくさん、たくさん泣いて、もうこんな思いはしたくない、涙なんていらない、と思った経験はありませんか?涙って辛いですよね。泣きたくて泣く人なんて、誰もいません。涙なんてキライ、泣き虫な自分もキライ。でも、涙って、ひとが生きていくうえで必要不可欠だったり、栄養になったりもします。なんでなんでしょう、不思議ですねぇ。涙ってなんでこんなにキラキラしてるんだろう、涙ってなんだろうねって、お子さんと一緒に考えてみるのもよいかもしれませんね。ナムーラミチヨさんの想いがたくさん詰まった1冊です。たくさん涙を流す3歳~6歳のお子さんにおすすめです。