あらすじ
日本の昔話より。おじいさんがおむすびを食べていると、あやまって一つおとしてしまいます。おむすびは、コロコロと転がって、穴の中へ落ちてしまいました。するとまあ、不思議。穴の中から楽しそうな歌声が聞こえてくるではありませんか。思わず身を乗り出したおじいさんは、穴の中に落ちてしまいます。中でお歌を歌っていたのは、誰でしょう??
みどころ
だれもが子供の頃に聞いたことのある昔話ですね。たくさんのねずみさんたちが、絵本作家 カワダクニコさんの優しいタッチで描かれています。ねずみの歌や、ねこのモノマネなど、読み聞かせにうってつけの1冊。お歌のトーンや擬音語などを、毎回ちょっと変えながら読み聞かせてあげると、何度も何度も「もう一回!」とこどもがお願いするかもしれませんが、そこは楽しみながら読み聞かせをがんばってください!どこか憎めない顔のよくばりじいさんのその後が心配ですが、あまり深く考えず楽しんでみてください。男の子も、女の子も、みんな楽しめる名作絵本です。おむすびが大好きな2歳~6歳のお子さんにおすすめの絵本です。