あらすじ
はなばあさんが、かぜをひいてしまいました。みんなは心配してお見舞いに行きます。「なにか たべたいもの なあい?」「きいろい おいしい あれなら たべたいな。」みんなは、さっそくおもいおもいの「きいろい おいしい」を探しに出掛けます。くまさんは、はちみつ。うさぎさんは、コーンスープ。さるくんは、バナナ。他のみんなも、それぞれの「きいろい おいしい」を手に、はなばあさんのおうちに向かいます。で、はなばあさんの言う「きいろい おいしい あれ」は何だったのかな?
みどころ
韻を踏んだ絵本で人気の作家 庄司三智子さんの作品。今回の絵本は、「きいろい おいしい」ものがたくさん登場します。黄色くて美味しいものなんて、普段連想することはあまりないですが、実にたくさんあるものなんですね。動物さんたちがもってきてくれた食べものは、どれもこれもおいしそう。元気になってもらいたい、という想いが、より一層おいしくさせるのかもしれませんね。読み聞かせしてあげた後、「黄色くておいしいもの、何食べたい?」とこどもに聞いてあげて、お母さんが作ってあげるのも、違う楽しみ方ですね。ホットケーキが人気なのかなぁ?食べることが大好きな3歳~5歳のお子さんにおすすめの絵本です。