あらすじ
美しい森に小さな動物たちと、とびきり大きなカタツムリのツブさんが住んでいました。ツブさんはお散歩が大好きで、どんな時もかかすことがありません。そんなある日、動物たちは森の奥でのりものを見つけます。その日から森はしだいに姿を変えてしまって・・・。
みどころ
絵本作家ちくいこずえさんが、東日本大震災の支援プロジェクト「えほんとてがみ」にて絵本を被災地に送る活動のために制作された絵本です。自然を守るとはどういうことなのかを考えさせてくれるとともに、何があっても自分の信念を曲げずに貫き通すツブさんの姿からは、勇気と強さが感じられますね。途中で森がどうなってしまうのかと心配になってしまうかもしれませんが、そこはツブさんの笑顔を信じて、読み進めていってみてください。自分の信念を持ち始めた3歳~5歳のお子さんにおすすめの絵本です。