こぶたのちーちゃん

PIBO(ピーボ)

こぶたのちーちゃん

作品名 こぶたのちーちゃん(コブタノチーチャン)
著者 作・絵: ゆまあひmaki 
登録日 2014年6月25日
テーマ 学習やしつけの絵本  ことばを楽しむ絵本 
対象年齢 3歳から8歳 

あらすじ

こぶたのちーちゃんは、元気な女の子です。でも、みんなに親切にしてもらったのに、何にも言えません。本当は「ありがとう」って、言いたいのに、どうして言えないのかな?恥ずかしいのかな?「ありがとう」って、伝えることが大事なのわかってるのに、言えない。なんだか、かなしくなってきたちーちゃんは、ぽろぽろと泣き出してしまいました…。

みどころ

切り絵作家のゆまあひmakiさんの絵本。登場する動物や植物の葉などが、切り絵で描かれています。同じキャラクターでも、シーンごとに、表情や色味が違っているので、ぜひ注目してみてくださいね。さて、こぶたのちーちゃん、優しい涙がきっかけで、大事な言葉を言えるようになります。でも、ちーちゃんに限らず、こういったことって、時々おきます。「ありがとう」や「ごめんなさい」が言えなかったとしても、ふとしたきっかけで言葉がぽろっと出たりもするもの。時には「言いなさい」と怒るのではなく、少しだけ待ってあげるのも、子供にとっては大事なのかもしれませんね。他の人との関係性を感じ始めた3歳~5歳のお子さんにおすすめの絵本です。