あらすじ
ぽっと、あかりがともりました。ろうそくのあかりです。ろうそくには妖精が住んでいて、ろうそくのあかりがつくと、起き出して、仕事を始めるんですよ。あかりをきらきらっと光らせて、スープをおいしくしたり、あかりをふんわりと広がらせて、楽しいお話を演出したり。素敵なろうそくの妖精のお話です。
みどころ
「1/fゆらぎ」という言葉を聞いたことがありますか?ろうそくの炎や、小川のせせらぎなどにみられる現象で、人に安らぎを与える効果があると言われています。それを起こしていたのは、実はろうそくの妖精だった、というお話。絵本作家 相野谷由起さんの拡がりのある世界観が、ほっとさせてくれる絵本です。シーンに応じた妖精さんの演出も素敵ですね。使っている道具にも注目しながら、読み聞かせをお楽しみくださいね。たまには、ろうそくのあかりを楽しんでみたい2歳~4歳のお子さんにおすすめの絵本です。