あらすじ
おたまじゃくしは、生まれるとしっぽをちりちり振りました。すると、周りがちりちりゆれました。やがて、足が出ると、つんつんけりました。やっぱり周りも、つんつんゆれました。大人が子供を見守るような優しい目線で、おたまじゃくしの成長を優しく描いた絵本です。
みどころ
作詞家、童話作家として著名な武鹿悦子さんと絵本作家 田頭よしたかさんの絵本です。都会では、おたまじゃくしに出会える場所も減ってしまいましたね。まあるい卵から生まれて、成長をするたびに少しずつ姿を変え、やがて外に飛び出していく様は、どことなく子供達の成長と似たものを感じさせてくれます。5匹の兄弟の様子も微笑ましいですね。生き物に興味が出てきた3歳~5歳におすすめの絵本です。