あらすじ
小さい川は走る、海にあいたくて。小さい川は喋る、海のことばかり。小さな川が海に思いを馳せながら、やがて、たどり着く。美しい言葉と絵で表現された、詩の絵本。
みどころ
優しい視点で自然を捉える童話作家・作詞家 武鹿悦子さんと絵本作家 田頭よしたかさんの絵本。小さな川の、海への想いが徐々に高まる描写が、本当に見事です。読み聞かせてあげながら、温かくてかわいらしい小さな川の絵と、思わず息を飲んでしまう壮大な海の絵の対比をお楽しみください。川の行き先がどこなのか、気になり始めた2歳~5歳のお子さんにおすすめの絵本です。