あらすじ
あるところにジョーイというロバがいました。ジョーイの夢は、サンタクロースのそりをひくこと。昔から、サンタクロースのそりをひくのはトナカイと相場は決まっています。周りからは、ロバなのに!とバカにされていましたが、ジョーイは気にしません。「やってみなきゃ、分からないじゃないか!」とサンタクロースに会って、直接お願いをすることにしたジョーイ。何日も何日も歩いて、やっとサンタクロースの国にたどり着き、サンタクロースのおじいさんに会えました!ところが・・・。
みどころ
「想像と創造が人をしあわせにする」をテーマに、活動を展開している劇団どろんこ座のお二人の絵本。元々は紙芝居という形で、たくさんの子どもたちを夢中にさせた作品です。絵本作家 日南田淳子さんの描く温かい絵が、脚本家 篠塚浩さんの心温まるお話にとてもマッチしていますね。ジョーイの夢が、たくさんの大人こどもの心を刺激して、大きな感動を生み出すプロセスは、夢に向かう勇気と行動の大切さをこどもたちに教えてくれるはず。クリスマスが大好きな3歳~6歳のお子さんにおすすめの絵本です。