作家紹介
東京都生まれ。絵本作家・イラストレーター。1992年ボローニャ国際絵本原画展にて最優秀イラストレーター賞を受賞。絵本制作を中心に、教育関連書籍、CDジャケット・パッケージ・カレンダーなど のイラスト、他にデジタル版画などを手がけている。絵本に「ひびけ ひびけばいおりん」(至光社)、「ほしのたびびと」、「くませんせい」シリーズ (ひさかたチャイルド)、「ほしベソくん」シリーズ「ぼく、まってるから」(フレーベル館)、「しろがはしる」(ポプラ社)、「たのしいおくりもの」(学研)、「こぎつねジャンゴ」(北九州市人権推進センター)など、他多数。掲載作品
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ふしぎなてがみ
ツネミさんは、山のふもとの郵便屋さん。町には、春の空気がいっぱいで、とっても暖かいのに、山に春がやってくるのはまだのようです。ある日のこと、いつものように町の郵便物を集めに来たツネミさんは、桜の木の下に、いつもはみかけないポストを発見しました。その中には、手紙は1通だけ。宛名には、「やまのうえのさくらさま」となっています。いたずらかなぁと思いながらも、届けることにしたツネミさんは・・・。春のふんわりとした暖かさが伝わってくる絵本。
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くませんせいねむいねむい
くませんせいシリーズ!くませんせいは、森のお医者さんです。でも、冬はとっても苦手で、いっつもベッドの中です。そんなある日、看護師のさなえさんに起こされました。きつねくんが、熱を出してしまったのです。嫌々起きて、診察に向ったくませんせい、なんと、診察をしながら、眠ってしまいました。きつねくんの病気は、無事治るのでしょうか・・・。
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くませんせいうみへいく
夏になり、海に行きたくてたまらない、くませんせいです。でも、看護師のさなえさんには、患者さんが来たら困るでしょ!と許してもらえず、しょんぼり。そんな中、「海で病気の人がでました」という電話が!患者さんが待っているから、早く行かないと!と、急に元気になったくませんせいは、なぜか浮き輪を持って海にでかけますが・・・。
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くませんせいあらしのもりへ
くませんせいシリーズ第2弾!今回の患者さんは、みみずくじいさんのお孫さん。なんと木から落ちてしまったそうです。「今すぐ来てくれ!」と、みみずくじいさんは必死なのに、くませんせいは「あらしが過ぎたら行くよ」といつも通りのんびりしています。無理やり連れだされたくませんせい、今回も無事、治療を終えることはできるのでしょうか?
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くませんせいいそげいそげ
くませんせい、今回は珍しく(?)、大慌てです。患者のたまらさんに、間違ってすごく強い薬を渡してしまったのでした。バスで町に帰っていったたまらさんをおいかけて、自転車で急ぐふたり。ところが、自転車がパンクしてしまいました。どうしよう・・・。すると、犬のおにいさんが、「ボートで送りますよ」と言ってきて・・・。波乱万丈のくませんせいシリーズ、第3弾です!