アリとキリギリス

PIBO(ピーボ)

アリとキリギリス

作品名 アリとキリギリス(アリトキリギリス)
著者 作・絵: 橋本歌壽古 
登録日 2013年9月1日
テーマ 学習やしつけの絵本  自然や動物の絵本 
対象年齢 4歳から9歳 

あらすじ

イソップ物語より。働きもののアリは、寒い冬に備えて食べ物をせっせと巣へ運ぶ毎日。そんなアリを横目に見ながら、キリギリスは歌をうたってばかり。「寒い冬がきたときに困るから、いまのうちに食べるものを集めておいた方がいいよ」というアリの忠告を聞かずに、遊んで暮らしていました。やがて寒い、寒い冬がやってくると、食べる物がなくなって困ってしまったキリギリスはアリのおうちを訪ねます。

みどころ

イソップ物語でも人気の「アリとキリギリス」。厳しい季節になると、働き者はご飯を食べられるけれど、怠け者は食べられない。だから、コツコツ働こうね、という昔から語り継がれてきた訓話です。しかし、変化の多いこの時代、何が正しい生き方なのかは、誰にも分かりません。読み聞かせしてあげながら、もし質問が出たら、答えを決めずに、「どう思う?」と問いかけてみてください。「答えは自分で決めるしかないのよ」なんて難しいことをいうのは、早い気もしますが・・・。働き者のアリと怠け者のキリギリスが、絵本作家 橋本歌壽古さんによって表情豊かに表現されています。アリもキリギリスも大好きな4歳~6歳のお子さんにおすすめの絵本です。