あらすじ
夏になり、海に行きたくてたまらない、くませんせいです。でも、看護師のさなえさんには、患者さんが来たら困るでしょ!と許してもらえず、しょんぼり。そんな中、「海で病気の人がでました」という電話が!患者さんが待っているから、早く行かないと!と、急に元気になったくませんせいは、なぜか浮き輪を持って海にでかけますが・・・。
みどころ
絵本作家 おぐらひろかずさんの作品。とにかく海に行きたくてたまらない子供のような、くませんせいの魅力が、十二分に作品内で表現されています。でも、くませんせいはお医者さん。海に行けたとしても、患者さんばかりで、泳げません。それでも頑張っていれば、思っていた以上のものを得られるのも、また人生。読み聞かせをしながら、くませんせいへのご褒美を、一緒に楽しんでください。3歳~5歳の海が大好きなお子さんにおすすめです。