あらすじ
日本の昔話より。おじいさんが、山にいくと、「でんがしょー、でんがしょー」という声が聞こえてきました。近づいてみると、大きなねずみと小さなねずみが、相撲をとっていました。小さなねずみは、おじいさんの家に住んでいるねずみで、かわいそうに、投げ飛ばされてばっかりです。かわいそうに思ったおじいさんは、小さなねずみに力をつけさせてあげようと、お餅をつこうと考えて、おばあさんい相談しました。貧しい生活をしている二人は、どうしてあげるんでしょうか?
みどころ
絵本作家 ひろせたつろうさんが描く語り継がれてきた昔話。「でんがしょー」というのは、「どっこいしょ」の訛ったものだそうです。掛け声をかけあいながら、相撲をとるねずみが、かわいらしいですね。貧しい生活をするおじいさんとおばあさんが、貴重なもち米を使う気持ちと、それに対して、ねずみが恩返しをする関係が、なんだかあたたかい気持ちにさせてくれますね。全ページ通じて、ほっこりさせてくれる絵本。相撲が大好きな4歳~6歳のお子さんにおすすめの絵本です。