十二支のはじまり

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十二支のはじまり

作品名 十二支のはじまり(ジュウニシノハジマリ)
著者 作・絵: 橋本歌壽古 
登録日 2013年12月25日
テーマ 自然や動物の絵本  学習やしつけの絵本 
対象年齢 4歳から9歳 

あらすじ

日本の昔話より。むかしむかし、神様が動物たちを集めました。「元旦の朝に、私のところに早くきた動物を、12匹、1年ずつ動物の王様にしてあげよう」そう言われて、動物たちは、大興奮。元旦の朝、我先にと、王様のところに向いますが・・・。ちょっとずるいネズミ、お人よしのウシなど、個性あふれる動物たちが大活躍。なんで、十二支はこの順番なの?と聞かれたら、この絵本を読んであげてくださいね。

みどころ

「ねー、うし、とら、うー、たつ、みー、うま、ひつじ、さる、とり、いぬ、い」。日本人なら、いちどは耳にしたことのあるこのフレーズ。ご存じ、一二支の順番ですが、その由来ってご存知でしたか?実は、神様の呼びかけがきっかけで、元旦に神様に挨拶に来た順番なんです。なぜねずみが一番で、牛が二番なのかなど、ひとつひとつに意味があって、大人も一緒に楽しめます。十二支の由来以外にも、「犬猿の仲」「道草を食う」「猪突猛進」など、慣用句の由来なども描かれていて、読み聞かせを楽しみながら、学べる絵本です。丸暗記ではなく、意味を考えながら、学べるきっかけになると良いですね。自分の干支に興味がでてきた3歳~6歳のお子さんにおすすめの絵本です。