さびしいはさびしくない

PIBO(ピーボ)

さびしいはさびしくない

作品名 さびしいはさびしくない(サビシイハサビシクナイ)
著者 : 田頭よしたか  : 内田麟太郎 
登録日 2014年1月15日
テーマ 友達と仲良くなる絵本  自然や動物の絵本 
対象年齢 5歳から12歳 

あらすじ

クマとウサギが遊んでいると、いっぴきのタヌキがしょんぼりと遠くを見ていました。どうやら、いじめられて遠くから来たようなのです。クマとウサギが誘っても、一緒に遊びたくないと断られてしまいます。「さびしくなんかない!」「あそばない」と強がるタヌキ。でも、なぜか、2匹には「さびしい」「あそびたい」と聞こえるのです。そんなタヌキに、クマがとった行動とは・・・?友達っていいなと思わせてくれる優しい絵本。

みどころ

童話作家 内田麟太郎さんの素敵な言葉と、絵本作家 田頭よしたかさんの優しい絵がくっついた、あたたかい絵本。シャイなのに、なぜかタヌキをほうっておけないクマと、心優しいウサギのコンビが、タヌキの心をときほぐしていく過程は、子供ならではの意地っぱりと素直さとがまざりあって、じんわりとした感動を生みだしてくれます。内田麟太郎さんのこども心の捉え方は、親にとっても育児の参考になるかもしれませんね。「なかよししよかな」。こんな魔法の言葉があったなんて!心の開き方を、そっと教えてくれる1冊。新しいお友達が大好きな4歳~のお子さんにおすすめの絵本です。