あらすじ
おばけのチントは、ママと一緒に町に買い物にやってきました。「よそみをしていると、迷子になっちゃうわよ」とママからいわれていたのに、気づけばひとりぼっち。まいごになっちゃいました。初めてのまいごになったことで、なぜか喜ぶチント。色んなおばけにまいごになったことをアピールしますが、怒鳴られたり、追いかけまわされたりしてしまい、段々こわくなってきました。無事、ママを見つけられるのでしょうか?
みどころ
ちょっと調子にのってしまったおばけのチント君ですが、最後は無事に、お母さんのところに戻ります。お母さんと子どもの関係は、おばけも人間も同じようです。絵本作家 ムラタ ユキトシさんが描く、たくさんのおばけと描きこまれた背景にも注目してみてください。おばけの世界も何だか怖いやら楽しいやら・・・。おばけのまいごって、なんだかかわいらしいですね。好奇心旺盛でまいごになりやすい3歳~6歳のお子さんにおすすめの絵本です。