作家名 | 内田麟太郎(ウチダリンタロウ) |
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WEBページ | http://www.max.hi-ho.ne.jp/rintaro/ |
作家紹介
1941年福岡県大牟田市生まれ。現在、東京都在住。38歳より児童書を書き始める。絵本『さかさまライオン』絵/長新太<童心社>(絵本にっぽん賞)、絵本『うそつきのつき』絵/荒井良二<文溪堂>(小学館児童出版文化賞)、絵本『がたごとがたごと』絵/西村繁男<童心社>(日本絵本賞)、絵本『すやすやタヌキがねていたら』絵/渡辺有一(日本絵本賞)、絵本『かあちゃんかいじゅう』絵/長谷川義史<ひかりのくに>(けんぶち絵本の里大賞)、絵本『ともだちできたよ』絵/降矢なな<偕成社>(日本絵本賞)を受賞。童話『ふしぎの森のヤーヤー』<金の星社>(産経児童出版文化賞)推薦。絵本「おばけでんしゃ」スウェーデン版が翻訳絵本の部「ピーターパン賞」銀賞受賞。少年詩集に『うみがわらっている』銀の鈴社、『きんぎょのきんぎょ』理論社、『ぼくたちはなく』PHP研究所(第15回三越左千夫少年詩賞)、『しっぽとおっぽ』岩崎書店など。『おれたちともだち』シリーズはロングセラーになっている。掲載作品
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さびしいはさびしくない
クマとウサギが遊んでいると、いっぴきのタヌキがしょんぼりと遠くを見ていました。どうやら、いじめられて遠くから来たようなのです。クマとウサギが誘っても、一緒に遊びたくないと断られてしまいます。「さびしくなんかない!」「あそばない」と強がるタヌキ。でも、なぜか、2匹には「さびしい」「あそびたい」と聞こえるのです。そんなタヌキに、クマがとった行動とは・・・?友達っていいなと思わせてくれる優しい絵本。
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あれって しってる?
タヌキは、ふっと気になりました。 「あれってなんだっけ?」 ながいけど、かわじゃないし こわいけど、オオカミじゃないし 考え事をしながら、タヌキはあるいていきます。
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くろねこ ニヤニヤ
くろねこニヤニヤは、いつもにやにやしています。大蛇に飲み込まれても、にやにや。できないことは何もない。そんなニヤニヤが、大皿の大鯛を食べようとしたとき「タイをくうな!」と不気味なタイヤキに大きな声でどなられてしまいます。逃げるニヤニヤ、追いかけるタイヤキ。そのうち、どんどんタイヤキはふえてきて・・・。