作家名 | 橋本歌壽古(ハシモトカズコ) |
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WEBページ | http://www.aileweb.co.jp/ |
作家紹介
1952年岡山県生まれ。学生時代、一陽会 島本芳伸氏に師事、その後日本画家 村川源之助氏に師事し、絵画を学ぶ。画家、イラストレーター、作詩家、コピーライター。代表作に「親子の草花あそび」「親子で作る科学あそび」「ふるさと岡山の知恵」など。手描友禅・帯絵・テキスタイルを学ぶなど幅広く創作活動に取り組み、石絵教室の講師としてNHKにも取り上げられる。掲載作品
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はなさかじいさん
日本の昔話より。優しいおじいさんとおばあさんの飼い犬、シロ。シロが吠えた地面を掘ると、大判小判がザックザク。二人はシロのおかげで大金持ちになります。それをうらやましく思った、隣の欲張りじいさんは、強引にシロを連れて行き、地面を掘らせようとしますが、出てくるのはガラクタばかり。そんな欲張りじいさんは、シロを・・・。語り継がれる日本昔話の名作。
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かさじぞう
日本の昔話より。貧乏なおじいさんとおばあさんは、お正月を迎えるにあたって傘を作って売りに行きました。行く道で、降り積もる雪の中、道端に寒そうに立っているおじぞうさんがいました。その姿をかわいそうに思ったおじいさんは、傘を全ておじぞうさんにかけてあげてしまいました。1人分傘が足りないことに気付いたおじいさんはほっかむりをかぶせてあげると、うちへ帰って行きました。語り継がれる、人気の日本昔話です。
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そらまめとわらとすみ
日本の昔話より。おばあさんがそら豆を煮ようとして、鍋にうつした時、うっかり一粒こぼしてしまいました。そして、火をつけるわらたばからも一本のわらがひゅるりと風で飛ばされて、燃えていた真っ赤な炭も一つこぼれて、外に飛び出してきました。こうして出会った3人は、ここで人生を終えてなるものかと意気投合、旅に出ることにしますが・・・。
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アリとキリギリス
イソップ物語より。働きもののアリは、寒い冬に備えて食べ物をせっせと巣へ運ぶ毎日。そんなアリを横目に見ながら、キリギリスは歌をうたってばかり。「寒い冬がきたときに困るから、いまのうちに食べるものを集めておいた方がいいよ」というアリの忠告を聞かずに、遊んで暮らしていました。やがて寒い、寒い冬がやってくると、食べる物がなくなって困ってしまったキリギリスはアリのおうちを訪ねます。
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いなばのしろうさぎ
古事記より。むかしむかし、オオクニヌシという神様がいました。兄の神様たちと一緒に、美しいお姫様、やかみひめに会いに行こうと旅をしている途中、一匹のうさぎに出会います。うさぎは、体中の毛をむしりとられ、真っ赤になって苦しんでいます。淤岐ノ島(おきのしま)にいたうさぎは、気多(けた)の岬に渡ろうと、 海にいるわにをだましたのです。「どちらの仲間が多いか、勝負しないか?」とわにに持ちかけたうさぎ。わにはいいだろう、と海にぞろぞろと並びますが、うさぎは一人でわにからわにへぴょんぴょんと飛び跳ねて、向こう岸に渡ろうとしました。ところが、渡り切る直前で、わにを馬鹿にしてしまったうさぎは、わにに捕まり、体中の毛をむしりとられてしまったのです。そんなうさぎを、オオクニヌシの兄の一行が見つけて、早く治す方法を教えてあげましたが、またそれもデタラメ。泣きっ面に蜂とだまされたうさぎに、オオクニヌシは、優しく治療方法を教えてあげました。
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ねずみのむこさがし
日本の昔話より。あるところにねずみの夫婦がいました。夫婦には年頃の娘がおりましたが、ねずみの夫婦は、天下に並ぶもののない婿を取らせたいと考えていました。世の中で1番素晴らしいのは太陽だと考えたねずみは、太陽に娘と結婚するように頼みましたが・・・。
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エンドウまめのうえにねたおひめさま
アンデルセン童話より。むかしむかし、ある国に王子様がいました。王子様は、お妃様にふさわしい「ほんもののお姫様」を探して国中を旅しましたが、ふさわしい人を見つけることはできません。「もう結婚できないかもしれない・・・」落ち込む王子様。ところが、嵐の夜にひとりのお姫さまが訪ねてきました。「ほんもののお姫様」かどうかを確かめるために、女王様がとった行動とは!?
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十二支のはじまり
日本の昔話より。むかしむかし、神様が動物たちを集めました。「元旦の朝に、私のところに早くきた動物を、12匹、1年ずつ動物の王様にしてあげよう」そう言われて、動物たちは、大興奮。元旦の朝、我先にと、王様のところに向いますが・・・。ちょっとずるいネズミ、お人よしのウシなど、個性あふれる動物たちが大活躍。なんで、十二支はこの順番なの?と聞かれたら、この絵本を読んであげてくださいね。